現代思想2009年8月号 特集=経済学の使用法 キーパーソンは誰か
現代思想2009年8月号 特集=経済学の使用法 キーパーソンは誰か / 感想・レビュー
じょに
ちょいちょい摘み読み。要するに「経済学」は主知主義的であり過ぎる。ポランニーとバタイユをもっと真剣に読むべきで、アリストテレスまで遡り経済学のディスクールとは一体何なのかを一度しっかりと問い直せ、という西谷修の最近の主張には大いに与するし、指摘続けることは依然重要なのだけれど、何も変わらないのも事実だろう。統治性や立て-組みなんていう名も古くからあるが、役に立ったことはあるのだろうか。
2009/08/06
小鈴
水野和夫「近代の終焉と脱“近代”経済学」64-77。この前拝聴した講演会の内容の一部に触れていたので、改めて理解を深める。マクロ経済学の素養を身に付けなければ。現代「思想」なので、平井とか塩野谷とかの論文もなきゃいけないとは思うが、今問うべきことでもなく、今更感。経済学者とエコノミストの違いってよくわかりませんが(笑)、大学教員の経済学者はナマクラになってないか。
2009/08/07
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