現代思想 2016年9月臨時増刊号 総特集◎安丸良夫―民衆思想とは何か
現代思想 2016年9月臨時増刊号 総特集◎安丸良夫―民衆思想とは何か / 感想・レビュー
頓狂老人
安丸思想史、自分がやりたい内容と割と合致してる。まあ、母校の日本史教師が安丸良夫と深谷克己の弟子なんで、その影響は確実にあるのだが、、
2017/02/08
mk
資料への沈潜と専門性の越境、そして変革への幻想という三つの根源的なテーマを歴史家の立場から考えるとき、安丸良夫はいまでも基本的な存在だといえる。史料を読むことの可能性と原理性にここまでこだわり続けた人は稀だと思う。喜安朗が、安丸の歴史家としての姿勢を的確に述べているので以下引用。願わくばこうありたい。「専門性のなかにとどまるのが普通のアカデミシャンですが、安丸さんは専門性を超えるような振り幅を持っていた。そのなかで、どうやって全体性を考えればいいか、自らに問い続けたのでしょう」
2016/10/11
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