現代思想 2017年3月号 特集=社会学の未来
現代思想 2017年3月号 特集=社会学の未来 / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
桜井厚先生は、構築主義から学んだこととして、言語問題のみならず、社会問題構築のときには、調査者はHowを見る、社会問題がどのように構築されていくかを見るべきだという(74頁上段)。倉石一郎先生は、「蟷螂の斧をふりかざす」で、岸正彦先生は、生活史調査(生活史研究)の定義として、個人の語りに立脚した、総合的な社会調査である。それは、ある社会問題や歴史的事件の当事者や関係者によって語られた人生の経験の語りを、マクロな歴史と社会構造とに結びつける。語りを「歴史と構造」に結びつけ、
2017/06/18
ロラン
『社会学の未来』が特集されるということは、社会学の現在が混沌としていることの裏返しであるのかもしれない、と思う。すなわち、混沌としている現状があるからこそ、様々な未来の形を展望することができるということだろう。私は普段『現代思想』を購入してまで読もうと思うことはないのだが、今回ばかりは執筆者の人選に惹かれた。気鋭の、旬な学者ばかりを集めているではないか。現段階で「読了」したわけではない。気になるページから、興味の赴くままに読み進めていこうと思う。
2017/03/14
so035
吉川・浅野討論、筒井論文、太郎丸論文を読む。個体の異質性にどう取り組むか(「若者」は一様ではない)。
2017/03/02
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