現代思想 2017年5月号 特集=障害者 ―思想と実践―
現代思想 2017年5月号 特集=障害者 ―思想と実践― / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
藤原辰史先生の「屑拾いのマリア(4)」で、屑の世界で、食べられるものも食べられないものも含めて「拾う」ことに対応して、「喰う」とは、拾い、集め、再生するという創造性をひとまとめにあらわす。一個人の天才の創造性ではなく、勝手に動きながらも相互行為的な創造性を表現する(31頁下段)。他、熊谷晋一郎先生と杉田俊介先生の対談「『障害者+健常者運動』最前線」で、熊谷先生は、当事者研究では、価値をいったん宙づりにし、「虐待してはならない」という規範を括弧に入れて、ありのままの現実を正直にしゃべります。
2017/08/02
tu-ta
全部は読んでないかもしれないけれども、気がついたら、ほとんど読んでいた。目次は http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3040 興味深い論文や対談が満載
2018/05/03
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