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現代思想 2017年11月号 特集=エスノグラフィ ―質的調査の現在―

現代思想 2017年11月号 特集=エスノグラフィ ―質的調査の現在―

現代思想 2017年11月号 特集=エスノグラフィ ―質的調査の現在―

作家
岸政彦
國分功一郎
上間陽子
小川さやか
砂川秀樹
森山至貴
金菱清
中村寛
朴沙羅
有薗真代
中沢新一
土屋恵一郎
野家啓一
磯崎新
藤原辰史
出版社
青土社
発売日
2017-10-27
ISBN
9784791713547
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現代思想 2017年11月号 特集=エスノグラフィ ―質的調査の現在― / 感想・レビュー

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壱萬参仟縁

岸政彦先生:社会学ですごく問題となるのは、社会的属性と行為との関係です(45頁中段)。ディテールとは「分厚い記述」であると教育されている。ギアーツなどが言っていたこと。リアリティをそのまま共感的に伝えることだ(55頁中段)。岸先生の玉稿「プリンとクワガタ」で、ギアーツが言うように、厚い記述とは、人びとの行為の意味や解釈や文脈を伝えるような記述である、という(64頁下段)。語りはすべて、それ自体が当人による、解釈の活動である(77頁下段)。

2017/12/23

二人娘の父

特集-エスノグラフィー質的調査の現在-のみ、読了。全体として、質的調査の幅広さ、調査者の問題意識を知ることができる。個人的には、朴沙羅さんのオーラルヒストリーについての論稿が印象に残った。

2023/06/06

スミレ雲

量子論のところが興味を持った。説明はできないが、示すことはできる。なるほど、どう使うかはわかるけど、原理はわからないってことか。そんなこといっぱいあるので、やっぱり、自然科学はむつかしいと思った。

2018/01/06

Ñori

最初の國分氏と岸氏の対談は必見。

2019/10/08

大山ささら

胸を打つ論文が多かった。特に、金菱清の『最後に握りしめた一枚をめぐるアクティブ・エスノグラフィ』の展開には圧倒される。前半と後半の読み方のアプローチも全く異なる、その気持ち良さにやられた。本書の全体には、微視から巨視へとフォーカスが変わる、その鮮やかな誘導があって、とにかく美しい。

2018/04/09

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