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現代思想 2021年9月号 特集=<恋愛>の現在 -変わりゆく親密さのかたち-

現代思想 2021年9月号 特集=<恋愛>の現在 -変わりゆく親密さのかたち-

現代思想 2021年9月号 特集=<恋愛>の現在 -変わりゆく親密さのかたち-

作家
永田夏来
高橋幸
石井ゆかり
清田隆之
菊地夏野
深海菊絵
谷本奈穂
出版社
青土社
発売日
2021-08-27
ISBN
9784791714186
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現代思想 2021年9月号 特集=<恋愛>の現在 -変わりゆく親密さのかたち- / 感想・レビュー

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K(日和)

多種多様な<恋愛>にまつわる文章・論考が揃っている。自分の中に存在しなかった観点が、その属性を持つ他人にとってはかけがえのない視点であることを知り、自分の仲に新たな世界の見え方が付与される瞬間に溢れる読書体験。 自分の中に秘め、閉じこめることで納得しようとしていたn=1でしかない体験たちが、様々な観点からの眼差しや相対化の方法に触れ、活き活きと自分の中で動き出そうとしているのを感じ心が浮ついている。

2022/02/05

おでんのたまご

ロマンティックラブイデオロギーを微妙に履き違えて理解していたことを知る。そしてなぜフェミニズムがそれを批判してきたのかも正しく理解できた。それがロマンティックマリッジに変化しているというのは納得できる。コンフルエントラブも初めて聞いた。対等な関係いいじゃん、と思うものの余裕のある経済力や安定した精神など、ネオリベと接続しやすい。あとは歌詞や雑誌、少女漫画から見る恋愛も面白かった。韓国では脱恋愛、非恋愛主義が現れている。脱コルもそうだけど韓国のフェミニストは行動的ですごい。

2021/11/03

カモメ

失恋の悲しみ、喪失を経験してどのように生きていくのか叙述した『もう誰かと恋愛することはないと思うけれど』と「自分が他者にいだく好意が恋愛感情か否か判断できない」クワロマンティックに生きる『クワロマンティック宣言』がお気に入り。〇〇フレンドや〇〇セクシャルなど、関係性や感情をカテゴライズする表現が増えている中で、喪失感を経たり相手との親密感で幸福となったりするのは「恋愛」に限らず普遍的なものなのだと感じた。一方で実際の恋愛や性の場では「性別らしさ」が要求され意識されるという問題提起も納得。

2022/07/23

Twitterで話題になっていたのでまんまと買ってしまった。スペースで著者の話を聞いたからというのもあるが、クワロマンティック宣言が一番好き。

2021/11/17

nkmr

オードブルみたいで楽しかった✌️

2022/08/20

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