現代思想 2022年8月号 特集=哲学のつくり方 ―もう一つの哲学入門―
現代思想 2022年8月号 特集=哲学のつくり方 ―もう一つの哲学入門― / 感想・レビュー
hf
山口尚と千葉雅也の対談だけ読んだ。「分析哲学においても論理実証主義があってクワインが出てきてそしてローティなどが出てくるといった側面に目を向ければ大きな歴史のようなものを描くことができます」(山口10)、「哲学のつくり方という観点で言うと、作るという発想は”他でもありうる”ということを伴っていると思います」(千葉12)→これはすごい、「デイヴィド・ルイスは現代の分析哲学の中で最も体系的なタイプ略この人についていくと多方面の問題に対して一貫した論文群を生み出すことができます」(山口13)
2022/08/10
kei
最近の読書は主に仕事用必要か、仕事からの逃避か、だったが、久しぶりに手に取った現代思想のこの号の論考は、自ら問いを立てること、その問に答えることの価値(役にたつ、というだけでなく、根源的な楽しさを感じる、というようなことも含む)を確認させてくれるものだった。良い読書だった。
2023/01/12
BieAch
大抵は「哲学なんてよくわからないけど自分の理解だけ伝えとくね。あなたには当てはまらないかもしれないけどね。」といった予防線だらけの文章だった。 例えば哲学に興味を抱いた若者がこれを読んだとして、果たしてどれほど勇気づけられるのだろうか。
2022/10/09
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