ソドムの百二十日
ソドムの百二十日 / 感想・レビュー
🍕
フランスのエマニュエルカントらしい
2021/05/06
chiyamemaru(凛)
サドマゾの言語原点の作品。エロとグロの世界。マルキドサドの世界がわかる。いろいろな性癖がある人間を物語っている。
2013/08/10
しんすけ
サドがバスティーユ監獄で構想を練った作品。序章、第一部~四部の5部構成になっているが、完成しているのは序章のみ。第一部は、ほぼ完成ともいえるが、ところどころ構想と思える文章が入っている。第二部~四部はほとんど未定稿であるが、サドがどのようなことを構想していたかは予測できる。グロテスクな内容の故に発禁処分にされたとされるが、淫蕩な行為を為すモデルに高僧や官僚が多く挙げられている。それが真実をついていたからとも、想像できる。
2015/12/30
clover
他のとは違い完全版。後半3ヶ月が簡単に書かれているとはいえ、良い物語だった。自分の想像しえない世界を覗く事で、自分の経験の幅が広がった。これこそ小説の醍醐味だと思う。
澤水月
900627 佐藤晴夫の完訳版。映画化が「ソドムの市」(パゾリーニ監督)で、梅川昭美による三菱銀行篭城事件へと繋がることになる
感想・レビューをもっと見る