子供より古書が大事と思いたい
子供より古書が大事と思いたい / 感想・レビュー
ごへいもち
受けた!この本から鹿島茂が始まった
MASA123
1996年の発刊、新品同様で長らく図書館の書庫で眠っていた本だ。読メレビューで作者を知り、エッセイなら読みやすいと思って借りたが、これは大当たりだ! タイトル通りの内容の実話エッセイ。フランス文学者としてパリに家族と滞在中に、地方都市へ家族旅行する。しかし鹿島さんは古書店巡りが目的。古城観光のあと古本屋へ(家族もいっしょだ)。そこで掘り出し物「19世紀ラルース」全17巻を買い込む。75キロの重量と本の嵩は、シビックに搭載困難、どうする鹿島さん。
2023/09/19
双海(ふたみ)
おすすめいただいた本。パリの古書店の話など。澁澤龍彦、『さかしま』、『悪の華』、サド、etc. 古書やパリが好きな方におすすめ。
2022/11/16
愛書卿
愛書家として有名な作家の心中も理解できるが家族の理解がないと難しい。
2016/11/20
JunKawa
『コレクションというのは、コレクターの個性というものが最大限に現れる、「私」の最も直截的な表現行為なのである。いやむしろ、ある種の創造行為、あるいは一つの「思想」と呼んだほうがいい。なぜかといえば、コレクションというのは、この世に存在しているものを集めることで、この世にまだ存在しない「なにものか」を作り出す行為なのだから。』
2014/10/13
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