文脈病: ラカン/ベイトソン/マトゥラーナ
文脈病: ラカン/ベイトソン/マトゥラーナ / 感想・レビュー
Gotoran
精神病理学・病跡学の専門家の精神科医(著者)が分裂病や神経病の臨床経験をベースに漫画・アニメ・絵画等のサブカルチャーを題材に精神分析的な視点で思索・論考した本書。読み応え十分、難解ではあったが、(知的)好奇心が擽られた。キーワードは文脈(コンテキスト)としての顔、顔の固有性。(フロイトー)ラカンによるシニフィアンとファルスの論理、ベイトソンのダブルバインドと学習理論、マトゥラーナのオートポイエーシス理論への言及に興味深々。フロイトーラカン、レヴィナス、ドゥルーズの基礎知識不足痛感。
2014/07/26
tk
エヴァンゲリオンの項目が面白かった。
2012/03/29
masmt
封印されてしまったヘンリーダーガー装丁の「文脈病」。図書館で一度借りて読んだことがある
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