花火の家の入口で 新装版
花火の家の入口で 新装版 / 感想・レビュー
瀬希瑞 世季子
壮大な言葉の中に偶に間抜けな言葉が混じっているみたいな温度差がいい。
2022/12/11
CDで「石狩シーツ」を聴いたから再読。知り合いがある一時期の吉増剛造の「詩」がほとんど「エッセイ」と変わらないぐらい弛緩しきっているみたいな批判を言っていて「まあ、確かにそうだよな」と思うところもなかったが(そういうのが前景化していくのは『螺旋歌』ぐらいからか?)この詩集においても、そういう徴候的みたいなみたいなものを感じさせる反面、詩を書くことそれ自体のある種の業の深さとか、「凄み」としか言いようもないものが出ている。『花火の家の入り口で』を最高傑作に挙げる人もいるだろうな、とは思う。
2022/08/25
s_i
現実が言葉に似るということ
2013/01/01
貴羽るき
ぜんぜん読めた気がしない…
2021/08/10
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