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シャッター商店街と線量計 大友良英のノイズ原論

シャッター商店街と線量計 大友良英のノイズ原論

シャッター商店街と線量計 大友良英のノイズ原論

作家
大友良英
高橋源一郎
開沼博
もんじゅ君
出版社
青土社
発売日
2012-11-21
ISBN
9784791766772
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シャッター商店街と線量計 大友良英のノイズ原論 / 感想・レビュー

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tu-ta

仕事やいろんなことがバタバタしてたこともあり、ぐずぐずと時間をかけて読んだのだけど、面白かった。幾重にも分断され、解釈される福島の現実に直面し、その現実と正面から向き合うそのスタンスが気持ちいい。読書メモのURLはコメント欄からはリンクされてます。http://tu-ta.at.webry.info/201406/article_5.html

2014/02/25

葛井 基

これはあまちゃんの原作と言ってもいい。これに、クドカン流のギャグを乗せればあまちゃんになる。少なくとも、思想的背景だと思う。ラストに載ってる、もう一つの未来、面白かった。よくあるミュージシャンが書くスカスカの文体ではなく、グリップがある。大友さんは小説の才能もある。もっと書いて欲しい。仕方ないっていう言葉。起こったことは変えられないから、それを受け入れた上で、じゃあどうするかって方向に行くための覚悟の言葉 。夜なんか明けなきゃいいのに。ずっと夜だったら本当に楽しいのに。ぼくらはノイズの海で生きている!

2013/10/19

ビーフハート

3.11の震災以後の世界で生きていくことについてあらためて考えさせられた。それはもちろん、簡単に結論のでることではないが、様々な問題についてどう考え、どう向かい合っていくかのヒント、示唆に富んだ内容であった。基本が対談集なので、非常に読みやすく、シリアスになり過ぎないバランスも良かったと思う。

2013/01/26

justdon'taskmewhatitwas

郊外型ショッピングモール、バイパスに大型チェーン、駄弁るのはファミレス、コンビニは元酒屋、そしてシャッター商店街。くたびれた地方が「起爆剤」を誘致し更に疲弊する。復興は遠い先。でも時間がかかるって判った事で、じゃあアレやっとこうかとかコレもやれそうだって事になったりする事って、あるじゃん?(横浜弁) UB¥1,350。

2015/09/22

nbhd

ずきずきひびいた。あまちゃんの音楽を担当した大友良英さんが優れた思想家でもあることをこれを読んで初めて知る。福島に生まれ、福島が嫌で飛びだして、福島に戻ってきた異端の音楽家の対談集。読むうちに大友さんの言葉を自然と信頼していた。たぶんそれは、震災後の自身の行動が正しいか正しくないかわからないという迷いが発言に籠っているからだ。高橋源一郎との対談で語られるノイズ論が特に読みごたえがあった。

2014/01/10

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