剣の思想 増補新版
剣の思想 増補新版 / 感想・レビュー
Koning
鹿島神流と新陰流をやってる剣術家でもある思想家二人の往復書簡と言うのが正解かな?紋切り型のイメージでもって現代文明を否定するというのが甲野の方のアレなとこかな?と。増補分で書いてる例の牛乳ダメだはもう例のカルトちゃんを鵜呑みにしちゃってるので、ここでぐったりしてしまった。それ以外では二人の往復書簡という形式がやっつけ仕事の対談よりは深く切り込めるのだなーという感じか。とは言え結構深層に降りずに表層のイメージで物事決めて掛かっちゃってる感じはつきまといますな。故にふらふらしてんじゃないのか?と思ったり。
2014/03/11
ころすけ
二人の著者の間での手紙のやり取りという形で構成されている。正直、古い流派の話とかポカーンなんだけど、道を究めんとする思いは伝わって来る。ただ、昔、陸上をやってたので、走ることについては体感としてわかることがあるんだけど、そんなに体捻らないよ? 捻ってたら力が逃げて早く走れない。作用反作用というのも、なんか違うと思う。足は前には出すけど、蹴ることをそれほど意識してるわけじゃない。この辺、スポーツを不当に非効率なものとして表現している。彼らも日々研鑽し道を究めんとしているわけで、そこにも真理があるのでは。
2014/02/24
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