月世界大全 新装版
月世界大全 新装版 / 感想・レビュー
塩崎ツトム
「なんで翻訳者が占い師やねん」と一抹の不安を抱きつつ読み始める。で、なるほどページの多くを月にまつわるおまじないとか、占星術とか、月と人間生理に関する与太話に費やしてはいるけど荒俣宏のなんでもござれ博物学なのだと思えればさしたる問題ではない。後半の月の科学に関する記述も充実している。
2015/04/01
Doraneko358
月についいぇの様々な話がこれでもかと詰め込まれていたが、ちょっと雑多すぎる印象だった。
2017/04/21
fukudahi
神話、考古学、美術、占星術、そして現代の宇宙科学までありとあらゆる月にまつわる情報がこれでもかと詰め込まれている。どこからどう読んでも、美しい図版や写真を見ているだけでも楽しい。ロマンや憧憬を感じたり、まさにルナティックな空想の世界にいざなわれたり。図書館で読んだが、ぜひ手元に置いておきたい一冊だと思った。ジェイムズ・アーウィン大佐の序文だけでも読む価値あり。
2015/06/24
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