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絞り出し ものぐさ精神分析

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作家
岸田秀
出版社
青土社
発売日
2014-05-16
ISBN
9784791767861
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絞り出し ものぐさ精神分析 / 感想・レビュー

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jackbdc

知人に薦められ手に取る。著者は名前も知らず、数十年前のベストセラーを選んだつもりがタイトル違いの新作を誤って選んでいた事に後で気付く。結果としては愉しめた。前半は慎重に読み進める。外交や歴史がテーマ。文書のキレは素晴らしいが決めつけが強すぎると違和感あり。現場から遠いところで勝手な前提に立って論じるのはいかがなものかと感じたのだが、読み進めるうちにこれが著者のスタイルと知る。キレのある分析が売りだが、それには前提となる仮説が不可欠なのである。書斎で立てた仮説に事実誤認を排せよと糾弾するのは粋では無いよな。

2022/01/31

funuu

幻想論と言う唯脳論の前に流行った本 面白い

2024/02/17

Shinobi Nao

恩師の著書。ここ数年の間に色んなところに掲載されたものが集められた雑文集。大学時代、岸田研究室に入り浸っていたことを懐かしく思い出しながら、相変わらずの揺るぎない「唯幻論」を改めて噛み砕く。 歴史や国家の小難しい話からはじまり、草食系男子、太宰治、アンチエイジングにまで唯幻論を繰り広げる。中でもずばっと爽快なものが⇒ <アンケート>人生に意味はあるか 「人生に意味はない。」 即答です。

2015/02/20

よう

図書館本。

2022/05/29

もち

著者の一番初めの本から読むべきだった。しかし、国家をひとつの人格をもつ存在として扱うのはおもしろい考えだと思った。実際には、政策や施策が直接時代の流れを作っているとは思うが、その政治的方針や時代の流れは、国家の人格によるのかもしれないと思わされた。

2018/01/17

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