日本語ラップ・インタビューズ
日本語ラップ・インタビューズ / 感想・レビュー
ベンアル
2016年に書かれた本で、フリースタイルダンジョンの放送でブームとなったヒップホップについて当事者のインタビューをしながら、ヒップホップとは何かについて書かれている。j-rapはラップをしている音楽家で、ヒップホップは内面や生き様を含めたもので、自分は後者が好きだ。この本を読んだ後、久々にanarchyを聞いたら、歌詞に説得力を感じた。
2023/09/01
オールドサイレンサー
★★★☆☆ もう少し深みがほしかった感がありますが、さらっと読めて気分転換にいいです(笑)
2019/09/05
nizimasu
日本語ラップと言えば個人的には漢の書いた「ヒップホップドリーム」がここ最近で読んだ本の中でも屈指の肚を見せた本だと思った。ストリートというのは日本においてはなかなかイメージしづらいものだったけど彼の言葉からは地に足のついた悪さも含めての佇まいが実に堂々としていて楽しめた。彼と後輩分のアナーキーの対談は面白かったが白眉はSIMILABのマリアのインタビューで彼女の音楽はそれで好きだったけど結構、ビッチなインタビューでそれが好ましくてふむふむと読める。せいこうさんのジブラも懐かしいよね。今の文脈とは違うけど
2018/11/22
U
短歌・和歌とラップって似ている部分が多い?と思い地元の図書館にある本で少しずつ勉強中。歌舞伎の口上にも共通点あるような。文化の発祥、表現される形が短歌や歌舞伎と異なるのに共通点があるようでラップって面白い。やはり日本人には七五調が馴染み深いのねと納得すると同時にそこからどう脱却するか試行錯誤して日本語ラップの入口を作ったせいこうさんの話は興味深い。後半にいくにつれて日本語ラップという括りを好まなそうなラッパーの話に。いろんなスタイルがあるんだな。
2019/08/01
まさき
ユリイカ版を持っていても新たなインタビューもあるので楽しい。 特に冒頭にあったどうでもいい話しがないのがいい。 「日本語ラップ」という言葉を批判的にパブロが使ってるのも面白い。
2018/03/15
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