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モダニズム崩壊後の建築 ―1968年以降の転回と思想―

モダニズム崩壊後の建築 ―1968年以降の転回と思想―

モダニズム崩壊後の建築 ―1968年以降の転回と思想―

作家
五十嵐太郎
出版社
青土社
発売日
2018-09-11
ISBN
9784791770984
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モダニズム崩壊後の建築 ―1968年以降の転回と思想― / 感想・レビュー

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塩崎ツトム

パリ五月革命からアーキグラム、大阪万博、黒川紀章と磯崎新。ファッションと建築。ヤンキー・バロックと言う概念。一番興味深いのはポストバブルの若手建築家が抱える、社会からフロンティアや空白地帯が失われた「平坦な戦場」という問題。未来は建築からも失われた。新しい巨大商業ビルができるが、それはわたしのための建築ではない。ものすごい勢いでメディアが商業的に消費され、何もかもが加速し、過去を懐かしむ余地すらないが、未来は一向にやって来ない。次の大阪万博はその「未来の喪失」を突きつけられることになるんだろう。

2022/10/14

takao

1968年5月 パリの5月革命 学生の敗北

2022/12/14

 

哲学的に小難しいとかの前に、小論集合で話題があっちに行ったりこっちに来たりなことと、言及される建築物の写真が一部のみで一々検索が必要だったのが、あまり好みではなかった。建築家の話の中では割と現実的な視点も含んでいるのはよかった(デカい公共建築の仕事が少ない等)。西欧の輸入、あるいは都市の再建の時代に啓蒙的仕事となったのは必然な気もする。今はスタイルの模索が進んでいるが、大きな物語が終焉した今となっては全ては消費されるスタイルに過ぎない気もする。カワイイの意味するところ、オルタナティブモダン、は面白い

2024/08/17

hanya

シチュアシオニストの時代から現代までの建築論。建築理論の裏付けは思想史と美術史をメインとしつつ、社会状況やサブカルチャーとのつながりも密接ということを知った。建築のファザードとファッションとの類似点の話はかなり印象に残った。

2022/05/21

引用

各所に書いた論考をまとめたものなので全体を一貫する論はないが、鈴木博之の章とヤンキーのバロックは面白い

2020/09/29

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