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地球外生命と人類の未来 ―人新世の宇宙生物学―

地球外生命と人類の未来 ―人新世の宇宙生物学―

地球外生命と人類の未来 ―人新世の宇宙生物学―

作家
アダム・フランク
高橋洋
出版社
青土社
発売日
2019-01-25
ISBN
9784791771370
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地球外生命と人類の未来 ―人新世の宇宙生物学― / 感想・レビュー

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ヘラジカ

人新世において人類が及ぼす環境変化は、我々の文明が発達していくなかで成功か失敗かの文脈で語られるというのがまず面白い。「環境破壊」は悪という固定概念を崩された。地球にとって自然が変化するのは、大酸化イベントを経てきたことを考えても何ら特別なことではない。人間は悪者にはならず対処を誤った敗者になるだけなのだ。「人類の文明プロジェクトが長期にわたり存続するためには、私たちは、今はまだ知られていない方法で、地球のパートナーにならなければならない。」他惑星に生物がいない原因から考える人類の未来。非常に面白かった。

2019/02/05

zoe

生物生存の実際やより普遍的な、広い意味で生命現象について考える。生命の起源や仕組みを考える。ドレイクの方程式。生命が発生する割合。知性が発生する割合。酸素濃度の上昇、今日進化。

2020/01/28

東雲そら

フェルミのパラドックスで有名なエンリコ・フェルミの「彼らはどこにいる?」という問いを、科学的にわかりやすく考えてみようという趣旨の一冊。オカルト要素は皆無なので、そのような内容を期待して買うと時間の無駄になるだろう。地球および金星と火星のたどって来た環境の変化、人口の増減と資源の関係性と熱力学第二方法則、ハビタブルゾーン範囲内における生命の発現と文明の盛衰をドレイクの法則にあてはめて考察し、あらためて同時期に惑星外の異なる認識できる文明同士が出会うことが難しいことを証明している。

2019/04/05

きのたん

「人新世」という聞きなれない言葉が気になって借りてみたが、全部読み終わらない内に期限が来てしまった。怪しいSFではなく全宇宙における人類の立ち位置みたいな分野。こういうのを読んでいるとどこの国のGDPがとかバカらしくなってくる。カールセーガンがちょこちょこ顔を出す。この人は自然科学だけかと思ってた。

2022/02/07

takao

・生物の出現により地球環境の変化がもたらされた

2019/12/30

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