マルクスの思想と理論
マルクスの思想と理論 / 感想・レビュー
Ryo
このまま資本主義は続けていけるのか。果たして20世紀におけるソヴィエトの失敗は、共産・社会主義の否定へと直結させても良いものなのだろうか。自由主義陣営に於いて社会主義への憧れが復活しつつある現在、マルクスがどの様な考えの元に共産・社会主義を構想したのかという事を考える本。我々が生きるべき社会はまだ「答え」が出ている訳ではない。これからの社会のあり方を考える上で、知っておいて損は内容。ただ、社会主義に少し傾倒し過ぎている感は否めない。唯物史観は個人的にとても興味深かった。
2020/03/29
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