奴隷と家畜: 物語を食べる
奴隷と家畜: 物語を食べる / 感想・レビュー
etoman
1冊の本を基に、「家畜」や「奴隷」をキーワードにして次から次へて縦横無尽に関連した本の感想と考えが語られていく。自分がエッセイを書くのなら、こういう書き方をしてみたいと思わせてくれた1冊だった。
2023/09/01
takao
ふむ
2024/06/15
まさる
タイトルが気になり、手に取った。アメリカ南部の奴隷制度、偏見やその扱いは読んでいて気分の悪くなるものだった。第三章「奴隷化、いじめの政治学」は勉強になった。孤立化、無力化、透明化。ロボットの語源がチェコ語の賦役を意味するrobotat、ロシア語の労働を意味するラボータから来ている(p193)。フォアグラの残酷な生産方法(p212)、中国での臓器売買の現実(p224)、「三匹の子ブタ」のはなし。難解な内容も多かったが、興味深く読むことができた。
2023/06/30
hiro6636
生きるために捕って、殺して、わたしたちは食べる。 主従関係、人間と家畜の間に横たわる搾取と愛と呼ぶものへの考察。
2024/10/25
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