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ねこぢるうどん 2

ねこぢるうどん 2

ねこぢるうどん 2

作家
ねこぢる
出版社
青林堂
発売日
1995-09-01
ISBN
9784792602567
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ねこぢるうどん 2 / 感想・レビュー

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袖崎いたる

価値の転倒の快楽ってあると思う。「働くって素晴らしいですよぉ」とか「差別はいけませんよぉ」とかの正義があってもそれをムズかゆくさせるような制度はない。しかしこの作品だと「労働は悪」や「優生思想礼賛」などの主張をマジに言ってる輩が出てて、それは思いの外味読が心地いいのだ。そうした点から力への意志を連想し、時折の不気味な画像から狂気との隣接を想像して、ぼくはニーチェを浮かべたりした。まぁそんな感じでひっくり返った価値が窺えるのだけど、そんななかで依然として同じく正義であり続けるものを見つけるのも面白いかもね。

2016/06/20

tamako

問答無用で大好きな本。宗教とか哲学とかにかすってるようにも読めるし、バッドトリップしてるようにも読める。読ませよう、伝えよう、笑わせよう、みたいな言語化できちゃう欲を断ち切ってる清々しささえある。稀有な才能だったのにな。

2022/11/26

pochi

1997年 5月16日

たらこ岩

夢の中にいるような話の飛び方や、場面が独特。

2013/05/08

ハリマオー

まだ字も読めない頃に父親が読んでくれた。ねこぢるさんのおかげで世の中を少し垣間見ることが出来た。

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