青の洞門 (傑作未刊行作品集 5)
青の洞門 (傑作未刊行作品集 5) / 感想・レビュー
まるのすけ
菊池寛「恩讐の彼方に」を大胆にアレンジとのこと。自分は読んでないのでわからないですが、1話ずつお話がキチンキチンと進んでいき、主人公の運命の戦いが見れます。 ジョージ秋山の仏・性・食・殺・祈といったテーマが荒々しくならない形で描かれて楽しめます。 主人公市九朗が悟りへ近づくときに僧との問答で「人間の一番の楽しみとは?」「自分の...心の清らかさを楽しむことかと...」は苦しい道だけどグッときました。
2023/06/27
ケイ
恩讐の彼方に(菊池寛著)は見たことがないけど、ネットのあらすじを読むと結構アレンジを加えた模様。人殺しをしなければいけなくては生きていけないのか、それとも流れてる血がそうさせるのか…人を殺した先に、仏門に入った先に何があるのか?読後感はあまり良くないが、色々と考えさせてくれる作品。
2012/09/23
感想・レビューをもっと見る