英国貴族になった私
英国貴族になった私 / 感想・レビュー
おさむ
バイタリティー溢れる日本人女性といえば、ヤマザキマリさんを思い出します。本著の著者であるマークス寿子さんも壮絶な人生を歩んでおられます。この本を読むきっかけは、政治学者の伊藤隆さんの本で研究仲間として名前が出ていたため。1971年に単身渡英して研究者や通訳をしながら多くの恋もして、ついに英国貴族の妻になってしまう(のちに離婚)晩年は英国の大学で日本語を教える。「今までやりたいことは全部やってきたから、いつ死んでも後悔しない」そう言い切る男前ぶりはワセジョの誇りですな。こんなに面白い自叙伝は久しぶりでした!
2018/05/02
Mayu
遅ればせながら、amazon primeでダウントンアビーを観て興味を持ち、図書館にある英国貴族関連の書籍を色々借りてきた中の一冊。あのマークス&スペンサーのマークス卿と結婚してからのお話は全体の中ではほんの少しで、国際政治学者として英国に職を得、日英仏の旧植民地を見聞した後に、ロンドン留学するところから始まる、一人の女性研究者の冒険譚という印象が強いのですが、とても筆力のある方で、最後までひと息に読んでしまいました。女性のキャリアやアイデンティティの確立と、夫との生活や貴族夫人としての責務を果たすこと
2019/02/01
sayuujin
マークス寿子さんの生活は興味深かった。
感想・レビューをもっと見る