メドック至高のワインづくり
メドック至高のワインづくり / 感想・レビュー
カベルネ
メドックという表題で、ラトゥールとかマルゴーがある地区を連想したが、本書でいうメドックは「バ・メドック(ジロンド河下流のメドック)」 上流のオー・メドックに有名なシャトーが集中しているので、馴染みの薄いシャトーばかりが並ぶところで出鼻をくじかれるが、内容は面白かった。 話は醸造より栽培にウエートが置かれている。 結局いい土がないと駄目らしい。ギュンツ氷期の砂礫がある南北の斜面の土地が理想とのこと。 これを読むとブドウの仕立てがギュイヨ式かコルドン式かなどの細かいところについても興味がわいてくる。
2013/05/17
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