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格闘する者に○

格闘する者に○

格闘する者に○

作家
三浦しをん
出版社
草思社
発売日
2000-04-01
ISBN
9784794209603
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格闘する者に○ / 感想・レビュー

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sk4

「今回は誠に残念ではありますが、採用は見送らせていただきます」クウゥ。夢、破れたり! ・・三浦しをんのデビュー作。すごくすごく良かった。 怒りと共にちょいちょい『北斗の拳』モチーフの妄想が爆発し、70歳くらいのお年寄りがマジ彼氏という大学生可南子のコミカルさと、K談社をそんなにバカにしていいの?というブッタ斬りが小気味良いんだけど、そこにジェンダーだとか家族愛のメッセージを寄り添わせていて、最後の「おかあさん」(ニヤニヤ)にはホロリときた。 「カクトウするものに◯」(K談社社員より)この言葉、ミステリー。

2013/10/20

おか

しをんさんのデビュー作。最初の内は 主人公の可南子に余り親しみが湧かず 読み難かった。就活する姿から 共感を覚え 楽しくなる^_^出版社の試験 面接の部分は面白かった( ◠‿◠ )最後に行くに従い 主人公の周辺の人々も魅力的な人々が多くなり 読む速度が上がった。特にご老人の西園寺さんが 私の心の中でずっしりと重みを持ち 良い意味で このちょっとフラフラした感じの物語に重しとなって落ち着きのあるものにしている。

2018/06/09

パフちゃん@かのん変更

初、三浦しをん。「船を編む」が予約者が多すぎて当分読めそうでないので、これを読んでみました。可南子のキャラは好きです。出てきた人たちみんなちょっと変わっているけれど好感のもてる人たちでした。「カクトウするものに〇」該当だって・・・。本当の話なら笑えます。大手出版社とはかくも狭き門なのだなあ。

2012/06/28

そのぼん

タイトルからは全く内容が想像出来ませんでしたが、就職活動をする女性が主人公のお話しでした。 出版されたのはだいぶ前のもののようですが、就職戦線の厳しさみたいなのは上手く描かれいたと思いました。

2012/03/31

ユカ

ある方にお借りして。しをんさんの文章は,とてもしっくりきます。リズムよくテンポよく,ノせてくれる感じです。大事件が起こる予兆もないのに,最初からぐいぐい引き込まれました。『格闘する者に○』というタイトルの意味にはだいぶびっくりしました。K談社さんしっかりして(笑)。この本を読むとK談社より集A社のほうが社風がよいようにみえますが,実態はどうなのか興味津々。喫煙面接なんていまの時代では考えられませんけど,約15年前のお話ですしね。とにかくおもしろかったです!

2014/05/27

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