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耳の聞こえないお医者さん、今日も大忙し

耳の聞こえないお医者さん、今日も大忙し

耳の聞こえないお医者さん、今日も大忙し

作家
フィリップ ザゾヴ
Philip Zazove
相原真理子
出版社
草思社
発売日
2002-06-01
ISBN
9784794211453
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耳の聞こえないお医者さん、今日も大忙し / 感想・レビュー

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たいぱぱ

聴力障害がありながら偏見や困難を乗り越えて医者になったザゾウ先生が「医者になるまで」「医者になってからの出来事」を交互に織り交ぜて語られてます。耳が聴こえる僕は、聴力障害の人の立場で考えた事がなかったと実感しました。少し想像すればわかるのに…。聴力障害を持つ友達もいますし、僕にとって自分ではない人の事まで視野を広げれる良いきっかけになったかもしれません。アメリカの家庭医って出産まで手がけるんですね。これなら地域に根付き住民とも家族的な雰囲気でやでていけるだろうなと羨ましく感じました。

2021/10/08

りえこ

難聴の著者が医師になった経緯、患者さんとのエピソードが生き生きと書かれています。様々な困難もある中、自分の仕事に誇りを持ち、患者の気持ちに寄り添うザゾヴ先生。尊敬します。

2015/04/05

青海

家庭医というものがなんなのかが知りたくて手に取った本。ザゾウ先生の過去と現在の患者の小編が交互になっているので読みやすい。耳が聞こえないということがどういうものか、不自由なところも知れてよかった。今は開業家庭医からは離れているみたいだけど、ザゾウ先生のような人物こそ現場で家庭医を続けてほしい。

2015/04/08

こけし

ザゾウ先生、尊敬します!素晴らしい先生だ!!私も人の気持ちに敏感なセラピストになりたい。

2011/08/13

風花 kazahana

この本は所謂当たり!内容もそうだが翻訳が全く違和感なくありがたかった。生まれつき難聴のザゾヴ氏の子供時代から家庭医として働く現在までの話。ちょうどパラリンピックがまだ記憶に新しく 彼らの活躍、努力にも思いが至った。難聴のため様々な壁が立ちはだかるが 周囲の協力と本人の立ち向かう努力によって医師への道を開いた。家庭医となってからはとても人間味溢れる診断で温かい気持ちで読み進めた。それぞれの症例も患者の個性も興味深く読めた。家庭医は日本にはない制度だが病気全般を網羅出来る能力がすごいと思った。

2021/09/16

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