作家は編集者と寝るべきか
作家は編集者と寝るべきか / 感想・レビュー
tsukushino
「草思社さんにやられたタイトルランキング」があったら、ベストテンに入ります。いや、戦略勝ちということで、いい意味です。実際の内容は寝るか寝ないかではなく、創作論でもなく、創作にまつわるもろもろのエッセイ。それはそれで、内田春菊という人が最近まれな創作者であるかがわかって面白い。要は、内田さんという人は創作論なんてものを意識するまでもなく、生きる闘いと創作がわかちがたく結びついているのだ。創作が浄化作用と自己実現を兼ねている。被虐待児はみんな小説を書こう!って書いてあるしね。これからも頑張ってください。
2010/03/13
kitcyan
出版された当時に読んでの再読です。小説を書きたいと思い始めた頃でしたので、飛びついたわけですが、とてもオモシロイ。けれども、参考書にはならないという。今回また勧めてくれる人がいたので読み返しましたが、また笑っちまいました♪ これを勧めてくれた人もモノを描く人だったんですけど、この本のどこがわたしの参考になると思ってくださったのか。そこが謎っちゅか愉快かも。
2010/11/07
PPP
べつにエッチな本じゃないです。編集者とのやりとりがメインというわけでもなくて日常的なエッセイ本。読みやすかったです。
2011/06/26
パスコ
タイトルとジャケット勝ちの本かな。どこの世界でもグレーな部分はあると思うけど、マスコミや芸能界、出版界はちょっと常識とづれてるよな〜。
2011/01/11
comajojo
内田春菊が創作論を語る、みないな帯につられてかった。つられた。創作しているなかであった出来事(『ファザーファッカー』をめぐる周囲の反応とか、普段の仕事への周囲の反応&それについて思うこととかとか)を書き連ねただけ。タイトル&帯と中身のギャップがヒドイ(編集者と寝るうんぬんは5行くらいしか書かれていないしなぁー)。んだけど、内田さんの観察は特殊だから、たまに創作、というか人間に関する記述でへぇーとなることがあった。ただ、方法論を意識しない作家が創作を語る、ってのは無手勝流でオモロイんだけど、無理があったなぁ
2009/07/23
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