KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ヒッチコックに進路を取れ

ヒッチコックに進路を取れ

ヒッチコックに進路を取れ

作家
山田宏一
和田誠
出版社
草思社
発売日
2009-07-22
ISBN
9784794217226
amazonで購入する

ヒッチコックに進路を取れ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

コットン

トリュフォーがインタビュアーで自身の映画について語った『映画術』が表ヒッチだとすると、こちらは裏ヒッチで楽しめます♪『見知らぬ乗客』で脚本のレイモンド・チャンドラーが「彼は演出の効果やムードや背景についてはするどい感覚をもって」るけど「映画の仕事の核心についてはあまり気にかけて」いないって。と、つまりヒッチはストーリーよりイメージが大事etc。『ダイヤルMを廻せ』は制作中3Dで撮ってたけど、公開は通常版だったという裏話や電話の機械がサスペンスを醸し出しているとか面白い話題で尽きない!

2016/01/30

おさむ

多くの映画監督に影響を与えたヒッチコック。大ファン2人が全作品について徹底的に語り合うマニア本です笑。裏窓、めまい、知り過ぎていた男、北北西に進路をとれなど1950年代の作品は、子供ながらに楽しんで見た記憶があります。怖いんだけどユーモアもある。斬新な撮影テクニックのアイデアなど、監督の名前で映画を観るようになったのは彼が最初だったなあ〜。

2017/01/15

るんるん

アクターズスタジオ系の人にはできない役があること、そういえばロバート・デニーロはヒッチコック作品に似合わなかったかもしれないな。二人の会話に「なるほど」「へぇー」と思ったり、くすっと笑える話が随所に。レイモンドチャンドラーのヒッチコック評価に字を読ませる人とイメージを描く人との視点の違いをみていること興味深かった。ヒッチコック作品にとどまらない映画愛たっぷり感じさせる本でもある。

2017/06/19

kinkin

ヒッチコックファンにとってはどの話もうんうんなるほどと頷いてしまう本

2013/03/31

mizzan72

和田誠さんによる、市川崑の考察が面白かったので、その流れで今度は、ヒッチコックについての対談本を。こちらも、市川崑本に負けず劣らず、濃かったよ。なお、どちらの本でも取り上げられていて興味深かったのは、僕も大好きなデザイナーのソールバス!!ソールバスのタイトルデザイン、どれもカッコいいよねー。

2018/03/18

感想・レビューをもっと見る