お母さん、「あなたのために」と言わないで 子育てに悩むすべての人への処方箋
お母さん、「あなたのために」と言わないで 子育てに悩むすべての人への処方箋 / 感想・レビュー
Naoto Ono
自分の子育ての仕方に疑問を抱きタイトルに惹かれ読んでみた。子どもとの関係に悩んだら、親のコンプレックスが影響している可能性が高く、親が望むのとは反対のしつけをする、逆説的な対応による脱支配を目指し、「大切だ」という気持ちをストレートに伝えること。このメソッドを感じてるもらうための臨床エピソードが詰まっていた。心理学は往々にして、一つの理論よりも、一つの臨床経験を知ることの方が深く学べるのは本当だと感じる。あと、子どもが大きくなるにつれ、大人の心の色を、黒や灰色と感じる、というのは興味深い。そりゃそうか。
2019/03/17
アマンダ
2011既読
AI
タイトルを見て子育てハウトゥものかなと思ったが、読み物としても面白くて、ページをめくる手が止まらず一気読みした。カウンセラーとしての体験談をベースに、子供と大人との関係において大事な、本質的なものが、シンプルに詰まっている。著者の他の本や、柳美里さんの本も読んでみたい。
2018/10/03
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