機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる
機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる / 感想・レビュー
nob
「最も人間らしい会話AI」を選ぶコンテストにサクラ役として参加し、「最も人間らしい人間」に選ばれるべく挑んだ著者。人間らしいも何も、本当に人間なんだから、自然にしてればいい?本書で挙げられているAIの会話は驚くほど人間的に思える(しかも10年前で!)一方、意外な弱点もある。AIとの対話を深く見つめることは、人間とは何か、より人間らしいコミニュケーションとは何かを考えることに繋がる。「人間はいつまでたってもそのままだが、AIは常に進化し続ける」…まさか!人間だって進化できる。良きライバルがいればなおさらだ。
2018/09/20
イワトコナマズ
審判がチャットをして相手が人間かコンピュータか判定することで、人工知能の性能を評価するテスト(チューリングテスト)で、コンピュータと人間性を競うことになった筆者の話です。
2016/08/13
Humbaba
コンピュータの発展は,当初予定されていたよりも更に凄まじいものであった.チューリングテストは,考案された当時には到底クリア不可能なものであった.しかし,今や人間が努力しなければいけないレベルにまで発達した.そして,いったい人間らしいとはどのようなことなのかをまじめに考えなければいけない時代になった.
2012/09/12
うさみみ
チューリングテスト(人間かAIかを判別するテスト)の大会に出場し人間がAIに勝つにはどうしたら良いのか?既に人間である著者が「自分らしくいれば良い」とアドバイスを受けるが、果たして自分らしさ・人間らしさとは何なのだろうか?過去の事例や小説、哲学的に等あらゆる角度で掘り下げていく。P51『人間らしさとは1人の人間である事、1度きりの人生を歩む事』P122「人間は機械に触れて初めて人間のありがたみが分かる」と言う言葉がとても印象的だった。どんな環境であれ懸命に今を生きる事で私達の行動は本物になるのだ。
2017/09/18
EnJoeToh
読んでおくべき。
2013/02/15
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