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つながりっぱなしの日常を生きる: ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの

つながりっぱなしの日常を生きる: ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの

つながりっぱなしの日常を生きる: ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの

作家
ダナ・ボイド
野中モモ
出版社
草思社
発売日
2014-10-09
ISBN
9784794220875
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つながりっぱなしの日常を生きる: ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの / 感想・レビュー

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ai

インターネット・SNSを使うのが当たり前の現代を生きるティーンたちがどう対処し適応してきたのか、インタビューを元に論じる内容。良くも悪くも文脈から切り離される、プロフィールを偽る・印象操作、あえてシェアして守るプライバシー、あたりが興味深くおもしろかった。ネットがない時代を生きた親世代とは感覚が違う。ネットは便利だしもはや無くては生きていけないレベルだけど、複雑で疲れることもあるし、本当かフェイクか情報を見極めないといけない。大人も若者も、メディアリテラシーとテクノロジー利用スキルを育むことが大事!

2019/02/17

スイ

良かった! タイトルからネット依存の話が中心なのかと思ったら、全くそうではない。 手段の新しさに惑わされずに、大人が子どもを手助けするにはどうすべきかが語られている。 たくさんの子どもにインタビューしており、地に足がついていた。 SNSと子どもたち中の人種差別、経済格差などについても丁寧に書かれており、アメリカの社会(そしてそこから考えを積み上げれば日本の社会も)が見えてくる。 「恐怖ではなく、共感こそが解決策なのだ。」

2022/06/10

こんぺいとう

SNSによるつながりっぱなしがもたらすものは時に良い関係を生み出すだけでなく、差別や犯罪など悪用されることがあることが分かる。日本でも同様だ。しかし著者が涙ぐましい努力でアメリカのティーンにSNSの事でインタビューしまくった事は称賛に値するのではと思う。まぁ、まぁSNSは気軽にしましょ、そうしましょ。

2016/11/30

くさてる

アメリカの若者にとってのソーシャルメディアの意味、というテーマ。ありがちな害悪論ではなく、実際に現場を取材した視点からのバランスが取れた意見で、若者でなくとも思い当る部分がたくさんあって面白かった。時代は変わっても、十代という人間の成長の一時期に必要なものが変化するわけではない。多すぎる情報に左右されているのはまず大人。その大人の影響から逃れられない若者の抱える息苦しさについても気づかされました。

2014/11/22

ケニオミ

米国ティーンズがソーシャル・メディア(S.M.)を利用する理由がよく分かる内容でした。米国でも親が子供がトラブルに巻き込まれることを恐れて、外出に制限を設けたり、特定の場所への外出を禁じたり、特定の人とのコンタクトを禁じたりするため、ソーシャル・ライフを求めるティーンズが代替手段として用いているのが、S.M.だとのことです。親達は不特定多数の人と繋がるS.M.も危険視しており、過干渉する親と親の目を欺こうとするティーンズの攻防も興味深かったです。様々な側面からティーンズとS.M.との関係を扱った良書です。

2015/03/11

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