ラテン・アメリカは警告する: 「構造改革」日本の未来 (「失われた10年」を超えて-ラテン・アメリカの教訓 第 1巻)
ラテン・アメリカは警告する: 「構造改革」日本の未来 (「失われた10年」を超えて-ラテン・アメリカの教訓 第 1巻)
- 作家
- 出版社
- 新評論
- 発売日
- 2005-04-01
- ISBN
- 9784794806437
ラテン・アメリカは警告する: 「構造改革」日本の未来 (「失われた10年」を超えて-ラテン・アメリカの教訓 第 1巻) / 感想・レビュー
ナン
内橋克人氏の追悼番組がきっかけで、氏の本が読みたくなり、家にある唯一の本を読み返してみた(氏は編者)。内橋氏の書いたまえがきを読み返して「経済は栄えても社会は衰退する」というラテンアメリカ諸国の経験は日本にもあてはまっていると実感する。ラテンアメリカは左派と右派の政権交代を繰り返してきたが、日本でもいわゆる新自由主義的政策が取られきて20年以上経っており、そろそろ経済的左派の政策による補正が必要な時期なのではと思った。
2021/10/09
小鈴
岡本哲史,「チリ経済の「奇跡」を再検証する−新自由主義改革の虚像と実像」のみ読む。共産主義政権・アジェンデ政権が、1973年9月11日に反乱がありピノチェト軍事政権となった(背後にアメリカの介入有り)。フリードマンらシカゴ学派の人材が経済担当となり国を挙げて新自由主義改革が行われた。世界で初めて新自由主義改革が行われた国。その経済政策を検証している。アジェンデ政権下に国営化された銅メーカーが、軍事政権下でも国営化のままだった。 チリについてはWikiが興味深い。http://ja.wikipedia.o
2009/08/09
柴犬 太郎
内橋さんの講演を聞いた後に購入した本。チリなどの例をあげて新自由主義の台頭とアメリカの南米介入へのコミットを告発している。
2008/10/01
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