大泥棒と結婚すれば (文学のおくりもの 22)
大泥棒と結婚すれば (文学のおくりもの 22) / 感想・レビュー
peeping hole
びっくりする伏線回収。カルヴィーノ『まっぷたつの子爵』みたいな二面性にまつわる冴えたモノローグが入り、物語はクライマックスへ。ユードラ・ウェルティとても面白い。
2020/11/17
保山ひャン
娘に継母に泥棒にあらくれものにインディアン。グリム童話にインスパイアされて書いた物語なのに、エレンディラみたいな味わいがあった。登場人物みんな、なんか強いなあ、と思った。
2016/05/26
soran
お人よしの父親と残忍な継母と美人の娘、美しい娘と素顔を見せないワケアリの夫、といった伝説や童話の世界によく出てくるお話を踏まえながらそれを巧みに面白く関節外してくねくねにしていて最高に楽しい。開拓時代の南部を舞台に、インディアンに大地主に懸賞金付きの盗賊にホラ吹きに嘘つき娘が大活躍!
2014/01/08
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