なんといったって猫 新装版
なんといったって猫 新装版 / 感想・レビュー
ゆりあす62
図書館本。最初の24ぺージまで読んで、「これは、大変なものを借りてきちゃった、表紙につられて・・・」と、借りてきた事を悔やんだ。危うく、挫折本になりかけたが、淡々とした文章と、作者の人生と共に出会っていく猫たちのリアルな話に、最後まで引っ張られて、無事読破。あとから読むと、最初のところも、日本でも似た様なことはあったのだろうと、納得。人生で猫がいつも側にいた作者の、猫への目線が鋭く、時にいじわる。でも、出てくる猫たちに、哀愁を感じるのは、なぜ?猫をお飼いの方々、猫ちゃんをうんと可愛がってあげてくださいね。
2015/08/06
Mayumi_M
作者の猫観察眼の鋭さに感服すること必至な一冊ながら、そこに絡む人間の感情面の身勝手さもある意味鋭利な観察眼の賜物なのかな……と感じたり。
2018/12/02
aspentree
先日亡くなられたレッシングのエッセイ。猫カワイイだけの話ではない内容は意外でしたけど、残酷とも思える事実を包み隠さず書いてあることで、動物との関わりを考えさせられ、良書だなと思いました。猫を飼ったことのある人には容易に頭に浮かぶ猫の仕草には思わず顔がゆるみました。
2013/12/03
くさてる
海外作家による猫エッセイ。題名と愛らしさ極まりないイラストで、つい手に取った猫好きの方は、冒頭の猫大虐殺の過去エピソードで倒れるのではないか。それ以後は、猫の生態を冷静に愛情込めて描写して、楽しい一冊です。
2011/04/30
sarasara
いわゆる「猫可愛い」って本ではない。読み始めてちょっとびっくりした。猫を見る眼がよく見てるなって思った。
2009/11/16
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