ハリウッドのことを話そう (植草甚一スクラップ・ブック)
ハリウッドのことを話そう (植草甚一スクラップ・ブック) / 感想・レビュー
Saku
植草甚一が語る、ハリウッド。 書かれたのが40年代末から50年代にかけてであるため、知らない監督や作品が多かったが当時のハリウッドの雰囲気がわかって面白い。映画を見る人の目が肥えてきたり、テレビの影響もあって面白い映画じゃないとウケなくなって来たのもこの頃かららしい。
2021/01/22
Gen Kato
デミル、ルビッチ、キャプラ、マーク・ヘリンジャー等々、1960年代から振り返った過去の監督・製作者たちにまつわる文章が、自分的にはもっとも面白かった。
2017/05/16
YuiGaDokuSon
ハリウッド開拓から黄金時代、その後を支えた人たちのエピソード。恥ずかしながら、知らない人の方が多かったが、非常に興味深い。何もなかったHollywoodという地に東からやってきた映画事業の人たちが根付き、ギャンブルビジネスで一気に栄華を築き上げた。しかし、すぐにテレビの波に追い打ちをかけられて必死でヒット作を模索する、それぞれの時代背景に生まれるドラマそのものが、「ハリウッド」なんだなぁ、としみじみ思った。俳優より、監督、脚本家たちのエピソードが多い。
2012/02/01
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