KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

アメリカ小説を読んでみよう (植草甚一スクラップ・ブック)

アメリカ小説を読んでみよう (植草甚一スクラップ・ブック)

アメリカ小説を読んでみよう (植草甚一スクラップ・ブック)

作家
植草甚一
出版社
晶文社
発売日
2005-04-01
ISBN
9784794925770
amazonで購入する Kindle版を購入する

アメリカ小説を読んでみよう (植草甚一スクラップ・ブック) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

セウテス

植草氏のスクラップブック作品です。最近では、北欧ミステリーという枠組みが出来て、スウェーデンの作家だとか意識して読む様になっています。しかし、昔からイギリス小説だアメリカ小説だとか、ましてや東海岸側だとか南部だとか、気にした事は無かったですよ。確かに国の違いによる感覚の捉え方、表現の仕方等は歴史や環境の違いにより、変わるものだと再認識する次第です。アメリカ小説の特徴や面白さが、じわじわと伝わってきます。残念な事に、日本では手に入り難くなった作品も多く、電子書籍に在れば良いと言うものではないと、叫びたい。

2015/04/26

Tonex

ナボコフについての話を読むために手にとったが、他のページもざっと目を通してみた。流行の最先端というのは古くなるのも早い。もはや誰も読まないような本ばかり紹介されている。例えば表紙の似顔絵はノーマン・メイラーという人。1960年代の時代のシンボルだった人らしいが、「誰?」って感じである。▼当時の時代感覚を知るうえでは何かの参考になるかもしれない。

2016/06/23

Saku

『ぼくの好きな50冊の小説』に紹介されている作家で、ピンと来たのはテリーサザーンとカートヴォネガットジュニアくらい。いわれて見れば海外の小説でアメリカ小説とかイギリス小説とか国籍を意識して読むことはあまり無いな。

2014/09/17

たかさん

副題は『なぜ十九世紀アメリカ文学が読みたくなるのだろう』としてもよいくらいで、ジョン・オハラ、テネシー・ウィリアムズ、メイラーなどと『ぼくの好きな五〇冊の小説』 が紹介されている。中でも『ナボコフ談義』はアナグラムを含めたエピソードが面白く、ナボコフィアンにとって貴重品です。植草さんにとっては、ヘミングウェイなんか新人扱いなんで、ピンチョンなんかどう紹介してくれたのだろうか、残念でならない。ハーバート・ゴールド、ボールドウィン、キングズレー・エイミスなどへのお誘いが刺激的です。

2016/12/20

ゆりっぺ

1999年10月1日

感想・レビューをもっと見る