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ミジンコの都合 (自然術 1)

ミジンコの都合 (自然術 1)

ミジンコの都合 (自然術 1)

作家
日高敏隆
坂田明
出版社
晶文社
発売日
1990-10-01
ISBN
9784794927118
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ミジンコの都合 (自然術 1) / 感想・レビュー

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michiakisme

以前、たしか絲山秋子さんが絶賛されていたっけ。ジャズ・サクソフォンの坂田さんと動物行動学者 日高さんによる対談。のっけからぐいぐい引き込まれる面白さ。こんなタイトルだけど、ミジンコの専門書ではないよ。まったくない。でもミジンコについてもっと知りたい!とも思わされる。その他、動物や昆虫との付き合い方、犬やネコなどペットとの生活などにもかなりのページが割かれていて、(つづく)

2017/08/27

くすりん

1990年の本で、坂田明と日高敏隆の対談本。坂田明氏は、知る人ぞ知る方なんだろう。サックス奏者でありながら、ミジンコの飼育、観察がチョット尋常じゃない感じを出していていて、非常に楽しそうな対談である。鶴瓶と上岡竜太郎が話してる感じが近いかなぁ。楽しい本でした。紹介しないけど、あとがきがまた最高。魅力的な二人でした。日高先生の本も読んでみよう。

2018/02/26

seraphim

YAリストのために読んだ。私はミジンコにはまったく興味はなかったが、面白かった。登場生物はミジンコ、魚、ドジョウ、チョウ、ネコ、犬……。すべての生き物はみんなそれぞれの都合で生きている。サックス奏者の坂田明さんと動物行動学者の日高敏隆さんの対談集。人間を含め、生き物との付き合い方ってどうしたら良いのだろう。私の犬とのスタンスって、ちょっと間違っていたかもしれない。クスッと笑っちゃうところもあるし、考えさせられるところもあり、とても興味深く読めた。

2013/06/29

rooneytom

ブラインシュリンプなんか手に入れなくても、藁を培地にした煮汁から勝手にミジンコやワムシ、ゾウリムシが湧いてくる。それを田んぼや用水にいるタナゴやドジョウの餌にする。二枚貝の類やセキショウモ、マツモなんかもその辺で調達。お金がなくたって、身近な生きものを知ってればいくらでも愉しめる。循環の仕組みに気づくと、ミジンコの都合が分かってくる。坂田さんのイカした水槽システムが写真入りで紹介。濾過槽でカイワレを育ててるとは!

2015/06/30

Yoko Oishi

動物行動学の日高敏隆とジャズミュージシャンの坂田明の対談集。 マニアックなのに2人の語り口が飄々としてて面白い!! 動物との距離感が絶妙。 どんな生物に対してもきちんと存在を認めているところが クールだけど全うな感じがした。

2012/01/30

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