植草甚一の芸術誌 (シリーズ植草甚一倶楽部)
植草甚一の芸術誌 (シリーズ植草甚一倶楽部) / 感想・レビュー
MASA123
かつて、植草氏のスクラップブックを愛読して、ジャズや洋画や東京への好奇心を大いに刺激された。本書は同シリーズのエッセイの抜粋本だ。当時はジャズを聴くにも情報がすくなくて、植草氏のジャズエッセイは貴重だった。 もう今では、Youtubeで1960年代のジャズ巨匠のセッションまで目にすることができて、植草氏の情報にほとんど価値もないので、本書も、パラパラとページを繰るだけになった。それでも、映画「イージーライダー」の感想はおおいに共感したし「ぼくのマリファナな体験」には驚いたよ。
2022/01/06
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