アメリカン・ラプソディ: ガーシュインの生涯
アメリカン・ラプソディ: ガーシュインの生涯 / 感想・レビュー
Kei
音楽家の伝記の中では比較的文字数は少ないけれど、初めて読む、初めてガーシュウィンのこの手の本を読む人には十分。若くして亡くなったガーシュウィンの一生を綴る。彼のそばには常にクラシックではなくラグタイムやジャズなど、黒人音楽があったり他の作曲家とは全然バックグラウンドを、そして違う目標があった。ジャンルのボーダーを超えるというのはすごく周りからは嫌がられるものだが、彼のこの音楽に対する多様性がなければ今日のアメリカのクラシックはなかったでしょう。アメリカ人らしい、根っからのパイオニア精神の持ち主です。
2011/11/14
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