絵本ジョン・レノンセンス
絵本ジョン・レノンセンス / 感想・レビュー
新地学@児童書病発動中
ジョン・レノンの絵本。私のようなビートルズ好きはたまらない内容だと思う。ジョンと初めて会った時の印象を書いたポールの序文が泣かせる。物語はシュールでノンセンスで、残酷なところもある。マザーグースとの共通点を感じた。絵の方はうまいとは言えない気がしたが、味があり、笑えるところもあった。後書きを読むとジョン独特の言葉遊びを日本語に訳すのは不可能だったようで、残念。いつか原書を読んでみたい。
2018/06/01
馨
ジョンレノン作の絵本。ジョンレノンは多才だとは理解しているが、こっち系の才能については、私みたいな凡人には「?」な部分が多いです。彼のセンスは独特すぎて。ただジョンレノンが作ったということだけで読みました。
2016/12/04
Y2K☮
ジョンのイラストが添えられた散文、ショートショート、詩など。レーモン・クノー「文体練習」を思い出した。すなわち訳者の腕とアイデア力に喝采。元々ナンセンスな要素が強いことに加え、原文は主として近似音への変化を音と口で楽しむ感じらしく、日本語に訳すとまた違った角度で意味不明。つまり二重のナンセンス。でも作品によってはジョンの意志が見えるような。たとえば「ネヴィル・クラブ」における「味方ですか敵ですか」「敵です」のやり取りがレボリューションの詞を連想させるとか。書かれていないけど「いや味方です」が続くのかなと。
2024/01/10
ひとひら
★★★この本が好きだ!と言えるほどまで私はビートルズが好きではないのだ。好きだけど。ポールの序文がいい感じ。まるのまま愛せないけど味のある絵がとても良い。
2013/12/24
じゅん
ジョンの世界を覗くことができた気がします♪
2014/07/03
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