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馬鹿な男ほど愛おしい

馬鹿な男ほど愛おしい

馬鹿な男ほど愛おしい

作家
田口ランディ
出版社
晶文社
発売日
2000-06-01
ISBN
9784794964427
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馬鹿な男ほど愛おしい / 感想・レビュー

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ティーティーウー

恋愛や性についてのエッセイ集。「母」とか「妻」とかなどという属性にまったく著者が縛られていないので、結構びっくりする場面多し 笑。こんな世界があるのか…と、冒険譚を読んだような気持ちになった。自分が見ている世界とは違う世界を知って、自分の「システム」を「バージョンアップ」させるという、著者が体験したことの感覚が少し分かるような気がした。

2016/07/31

nonpono

恋愛エッセイ。勢いある田口ランディ。インターネット時代の新たな書き手。「はっきり言うが、ふたまたとは詐欺なのだ。恋愛詐欺なのだよ。」。ずしーんと響いたわたし。2001年、25歳で読みました。46歳の今、読んだら、あきらかに違う感想だろうな。

2023/03/28

m a chi*

田口ランディ。昔「コンセント」を読んで以来久しぶりの作家さん。大人の女性の恋愛観や仕事観、人生観が参考になって面白かった。「愛とセックスと子供」には同感。同じことを考えてた。「人生二十九歳変動説」には私の転機はこれから?とどことなく励まされ、「嘘つきの背後霊」は泥酔したランディさんの口から出る流暢でとめどない嘘が小説みたいに面白くって、特に「時空を超えるもの」は時空を超えて好きという気持ちがいつか君に届くという田口さんの確信にキュンとしてグッときた。いやぁ、でも表紙はちょっと持ち運びに不便だな。笑

2014/01/25

moka

エッセイ。小気味よい文章で、飾らず気取らず包み隠さず自分自身を描く。自由な人という印象。生き方には共感できない。恋愛観も人それぞれだから面白いんだし。人生二十九歳変動説が気になる。田口氏の周りには29歳にターニングポイントを迎えた人が多いという。私もその分岐点が目と鼻の先。天職への扉を叩けるといいな。『人生はすごく短い。自分のダメなところを直してる時間はない。人と比べるな。いいところだけ見て生きていけばいい』ランブロ氏いいこと言う!振り返らずに前見て進もう。

2012/01/16

あきまこ

暫く重めな本を読んだので、軽めで笑えるのが読みたくて選んだのに…。ショックというか、少なくとも私にとっては娯楽じゃなかったです。このエッセイを書いたころの田口ランディさんと、今の私は同じ年頃。なのにどうしてこんなに物事をグサグサと知ってるいるのでしょう。自分がいかにぬくぬくと甘く生きてきたのか、今更ながら思い知らされる。特に、人生29歳変動説と、ジャングルに棲む女たち、妄想の恋、バカ娘の馬鹿力に対する考察、などがよかったです。

2011/09/03

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