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いつか物語になるまで

いつか物語になるまで

いつか物語になるまで

作家
中上紀
出版社
晶文社
発売日
2004-06-07
ISBN
9784794966247
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いつか物語になるまで / 感想・レビュー

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真琴

大変失礼ながら、中上健次さんの娘さんということで「どんな文章を書くのだろう?」という興味本位で読んでしまいました。熊野の話、学生時代し過ごしたアメリカ、アジア、沖縄などでのことが語られており、著者の感受性の豊かさを感じました。彼女の書いた小説も読みたいと思ったのですが、絶版状態の作品がほとんどで残念です。★★★★☆

2022/07/20

at@n

2世もののエッセイのなかでも読みやすく軽快で上質だと思う。父・中上健次や熊野の話など求められるものを適切に織り込んである。「赤ん坊は、新しい物語である」という真っ当さも嫌味がない。

2020/08/28

パヤパヤ

相変わらずスカスカ、でも肝心な部分は押さえているとして。沖縄の旅、虚構へと発酵させる実人生、自然の描写に、著者がいかにそこにすくいを見出しているか、等面白くはあるが、多少スルっと読んでしまえ過ぎなのが難点。曲がりなりにもファンなので、最新のエッセイ、特に子育て等に関して読みたい次第。

2011/12/18

にゃら

しっとりと、流れるような言葉が心地よかった。この作家さんの他の本も読んでみたい。

2011/08/27

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