本があって猫がいる
本があって猫がいる / 感想・レビュー
ぶんこ
出久根さんの2000年代のエッセイ。 松茸を進物用に注文した鮮魚店の、送付した品の写真を送ってきた話に感激したり、陶製おひつの話には我が家にぴったりと早速注文。 そして猫の爪を切っては、切った爪を日付いりで保管していると知って、猫バカ極まれりと微笑ましかったです。 ご夫婦仲が良いのが伝わってきて、本当に素晴らしい。 猫のパルル、犬のキキとの生活で、ご夫婦とも愛情過多ではないかと思うほどの溺愛ぶりです。 こういったお人柄が作品にも現れてますね。 益々ファンになりました。
2015/05/10
Syo
さすが直木賞作家。 面白かったです。
2020/12/15
きらら@SR道東民
著者の人の良さが滲み出たエッセイでした。猫と犬との生活が微笑ましい。過保護すぎるくらいの可愛がりよう・・・、それにしても猫が、高所恐怖症で運動嫌いとは、しかもニャアとは鳴かずギギっと、木ネジを回したような声で鳴くパルル、是非とも一度会ってみたいです。
2015/05/12
たくのみ
古書店主、作家、エッセイストである出久根さんは、猫親父でもあったのだ。トイプードルのキキと、猫のパルル、二匹を中心とした生活。ファンだった、うしおそうじさんとの交流。姿三四郎を見るためにDVDに挑戦。そして、副業で書いたエッセイが高沢皓司さんの目にとまり「どしどし書きなさい」と勧められて書いた本が「古本綺譚」になったという、デビューの顛末記。いろいろな媒体に書いたエッセイのまとめ本だけど、漂う昭和テイストが面白い。
2016/01/10
トーヤン
古書店店主でありながら直木賞作家の出久根さんのエッセイ。滲み出る知性。温かいお人柄。夫婦仲も良く猫話しもステキ。
2015/04/17
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