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料理と私

料理と私

料理と私

作家
渡辺有子
出版社
晶文社
発売日
2018-05-28
ISBN
9784794969866
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料理と私 / 感想・レビュー

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むつこ

名前はよく見ていたけど、どんな料理を作っているのか知らなかった。同年代の渡辺さんの仕事の遍歴というか、雑誌によって時代背景が理解できた。目標を達成するたびに「次は?」と進めるご主人に、大変だろうけどやれるチカラがある人はすごいな。

2020/07/11

アズル

渡辺有子さんの半生をエッセイで。私の中で、有子さんは比較的低血圧なイメージがありました。大輪の花、というよりも、すずらんやライラックのような小さい花のような…。けれど、読み進めていくと、わりかし精力的で元気いっぱい!な印象を受けました。魅力的な女性であることは、変わりなかったです。これからもどんどん活の場を広げて頂けると、読者としては楽しいです。

2018/08/01

ミス レイン

料理家までの道のりが、渋々でも伝手を見つけて貰えたり偶然から扉が開いたり…そこで、もやっとするか料理家になるべく導かれていたととるか複雑。後者で受け取れるようでありたい。中盤の料理や食材についての内容が長尾智子さんの「あさひるばん茶」のようで楽しく興味深く実用的。旦那様とのご関係については繰り出される「次は?」に驚きながらもちゃんと食らいついていかれてるのがすごい。私だったらへとへとに疲弊するかキレるかして離婚すると思う。

2023/11/12

みなず

流し読み。同い年でもあり、雨宮塔子のエッセイにも時々登場していたので、以前から気になっていた料理家さん。料理もご本人も、シンプルに素材を活かして、進化している感じが好ましい。適材適所を心得ている。私も、できることをやろう、と思えた一冊。

2018/09/28

ちどり

人気の料理家、渡辺有子さんが、雑誌『オリーブ』に憧れていた少女時代を経て、料理家のアシスタントになり、料理家として活躍する現在に至るまでを自ら描いています。失敗も多かったアシスタント時代を経て独立。与えられた課題をソツなくこなす修行時代から、自分らしい仕事だけに絞ると決意する瞬間がターニングポイントに。ああ、この決意があったから、私たちの知っている渡辺さんになったのだと感じました。挑戦していこう、よりよくなろうという静かな闘志にあふれた一冊。次は『365日』も読んでみたいです。

2018/07/14

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