維摩さまに聞いてみた 生きづらい人のためのブッダのおしえ
維摩さまに聞いてみた 生きづらい人のためのブッダのおしえ / 感想・レビュー
れい
【図書館】てんてんさんの本は色々読んできたけど、発達障害のグレーゾーンだと言うことが、本当にさらりと書かれていました。びっくりはしないけど、ここで?と。さて、内容ですが、維摩さまが言われているように、この煩悩の多い日常のなかで己を中道に保ち生きていくこと、それも修行の道なのかも。皆が出家を望んだら社会は成り立たなくなってしまう。人との関わりを嫌だなと思っても、ゆるゆる繋がる。高位の仏教者を言い負かす面が強調されているように感じるけど、結局極端に陥らないための、あえての逆説ロジックな印象を持ちました。
2022/07/11
usako♪
優しくユーモアに描かれた仏教の世界。維摩経というのも初めてしりました。 第三の目で自分を見つめる方法に「架空ドローンを飛ばす」。なるほど!、すぐに実践できるなぁ、と思いつつ、自分を見つめるより、山の方に飛んでっちゃうなぁなんて思いつつ楽しみました。六波羅蜜寺の空也が東京でみれるので行こうかな。
2022/03/27
ひめぴょん
マンガという形をとっていますが、奥深い解釈がそこにあります。以下は文中引用とミニ感想です。 「苦悩をどのように取り除けばいいか」に対しては、「自分のできることを他人とわかちあうこと」。 「喜びは何にあるか」に対しては、「時間をムダにしていると思わないこと」。 供養とは自分の出来ることをして他の人を喜ばせようとすること。 自分というものにしがみついてはいけない(無我)。私たちの身体は要素が集合したものに過ぎず、しかもすべては刻々に変化し続けている。→この考え方は新鮮でした。
2022/05/22
乱読家 護る会支持!
僕にとっての「維摩経」は、なんかはぐらかされてよくわからない話にしか思えないのです。 戦闘ものマンガで敵と味方が「仰仰しい必殺技」を出し合うような物語を読んだような気持ち。 仏教は行動よりも理屈が先行した宗教という感覚があり、困って苦しんでいる人達に講釈をたれていく宗教というイメージが拭えないのです。 人の悩みは複雑怪奇。関係性と感情、そして偶然が作り出すもの。 お腹が空いている人には食べさせてやり、疲れている人には寝れる場を与えてやり、そしてその人の生き様を聞く。それだけでいいのではないでしょうか。
2022/07/01
シュウヘイ
維摩教 般若経、法華経と並ぶ経典 知らないことが多い スーパー在家維摩様の生きづらさの解決方法 また時間開けて読んでみたい
2022/05/25
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