アジアン・ジャパニーズ2
アジアン・ジャパニーズ2 / 感想・レビュー
みーなんきー
間を取りつつ2週間くらいかけて、じっくり丁寧に読みました。作者がこの本を書きながら旅を続けているテンポに合わせるように。小林氏は同書1で初めての海外へ、迷い、勢いで向かった。しかし今回は、やや腰を下ろし、半分答えを出しつつパリとベトナムを旅しているように感じた。そこで出会った人たちもまた、過去の自分からの進歩を語り、小林氏と一歩進んだ旅人同士の密な親近感、信頼感を持って語りをしているように思えた。偶然の出会いから、こんな風に心情を聞き出し、それが小林氏と読者の人生をも考える指標にもなっている。良書。
2018/01/18
Hiroki Nishizumi
1巻より主観が強くなってきている気がするな
2020/12/12
宗芳
アンダー気味な写真が素晴らしい。このような旅のスタイルは過去のものなんだろうなとしみじみ。どこかの街で沈没したくなります。
2012/03/22
ばろっさ
前作の内に秘めた烈しさと匂いたつ哀愁は影を潜めた印象。筆者も旅慣れてきたためか、日本(東京 )の否定、アジアの称揚といった感もなく、落ち着いて異国の中の日本人と自分を見つめている感じ。
2019/06/13
こうじゃんす
人生は絶妙である。 何かになるために海外で生きている日本人にインタビューしているカメラマンの小林さんの本。 パート2を○ックオフで見つけたので読んでみた。 ベトナムとパリの彼らは生活者としてそこにいた。 根を下ろしてみて初めてわかるその国。 捨てたものではないこの国の若者達であった! 久しぶりでロバート・キャパの本が読みたくなった。
2014/07/22
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