羊のうた 1 (スコラSC)
羊のうた 1 (スコラSC) / 感想・レビュー
雪待
初めて読んだのは高校生の頃。あの頃、「エヴァ」でサブカル的な物に触れた層は、自分達が求めた物が不完全燃焼に終った(更にそれを重ねた監督の罪は重い)事で、どこかやり場のない感情をもて余していた。ご多聞に漏れず、自分もそれを抱えており、どうにか解消、或いは昇華する為に二匹目のドジョウを探していた。そんな折、頽廃的な物に目がない親友が薦めてくれたのが本作だ。あまり類例がないと思うが、自分の場合、「エヴァ」の次のドジョウは冬目景だった。閉塞感に溢れているが、一方でどこか外の空気も感じられるのが不思議に感じられた。
ゐわむら2なつき
誤解から生じるすれ違いほど辛いモノはないねぇ。そしてみんな優しいんだよ…。
2014/10/13
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