銀河鉄道の夜 朗読CD付 (海王社文庫)
銀河鉄道の夜 朗読CD付 (海王社文庫) / 感想・レビュー
ひめありす@灯れ松明の火
2015年の読み納めに大好きな銀河鉄道の夜を。夏の話だけど、私にとっては空気の静まるこの時期の印象です。何度も読み返してはいるけれど、その度に新しい発見があります。ジョバンニは結構子供っぽくて、ザネリに対して文句を言ったり、遊びに行く時に時間を半時間延長したり、結構ちゃっかりしています。あとは鳥のおじさんがくれるお菓子や黄金の苹果はやっぱりヨモツヘグイなんだろうなあと思ったりとか。セロ弾きのゴーシュは読んだ事があったけど、他二篇は初めてです。どちらも短いけれどシンとした静けさと土の温かさに満ちた作品でした
2015/12/31
touhu@レポートに埋もれています
櫻井孝宏さんのボイスが目当てで購入(p_-)なんとも言えない色っぽい声...もぅヨダレが...失礼しました。小説のほうはね...私的にはラストです肝心なラスト部分が気に食わない
2014/05/19
ネムコ
ちゃんと読んだことがなかったのですが「朗読:櫻井孝宏」に惹かれて買ってしまいました(笑)。本当に宮沢賢治の文章って独特ですね。でも逆に「童話」と言われるとわかる気もしました。アニメの『銀河鉄道の夜』をもう一度観たくなりました。
2012/12/14
sui
02。海王文庫朗読シリーズ第6弾。表題作の他、セロ弾きのゴーシュ、ざしき童子のはなし、気のいい火山弾の全4編収録。銀河鉄道は子供の頃はただただ言葉の美しさ、世界観の独創性に夢中でしたが、大人になって読み返す度に難しいなぁと感じるようになりました。ただ綺麗なだけだっただ言葉の意味や、彼らの向かう先向かえない先、行ってしまう者と残される者、そうしてほんとうの幸いって何だろうと考え、いつも少しもの悲しい気持ちになります。朗読者は櫻井さん。とても世界観にあった朗読でやっぱり私はちょっと淋しくて泣いたのでした。
2019/01/03
響
表紙の松本テマリさんのイラストに惹かれて購入。何度読んでもラストがいまいち腑に落ちません…
2012/12/21
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