羅生門 朗読CD付 (海王社文庫)
羅生門 朗読CD付 (海王社文庫) / 感想・レビュー
月
声優の朗読にひかれて学生時代に呼んだ本を再読。 聞いてもよし、読んでもよし。 時代が変わっても、すんなり読めるのって凄い。有名な羅生門や蜘蛛の糸はジワジワと恐怖がわいてくる。なのに読みたくなるという中毒性がある。収録作品の中では個人的に忠義が好き。
2017/06/28
YU MUNA
日本文学は避けていたので、ちゃんと読んだのは初めてかも。今回はお風呂に入りながら音読した。マモの朗読はまだ聞いていない。
2015/02/25
ゆか
明日美子さんのイラストに惹かれて。「煙草と悪魔」「地獄変」が特に好き。朗読CDも聴きやすくて良かったです。聴きながら頭の中でイメージ出来ました。
2015/01/31
シャルル
宮野っちの美声に聞き惚れながら、感情のこもったセリフに笑いがwwwお婆さん役うまかったです笑。物語のほうは舞台が荒んでいた時代の京ということで善悪を考えさせられる。死人から髪をむしり取るお婆さんも、そのお婆さんから着物を剥ぎ取った主人公も飢えないためにやっていることで…でも、自分がやるということは相手からも生きるためにやられる可能性があるわけで、実際やられたわけで…。逼迫してなくても生きるというのは日々なにかしらを犠牲の上に成り立っているんでしょうが、、、う〜ん、中々考えさせられる物語でしたね。
2022/04/03
sui
102。海王文庫朗読シリーズ第8弾。文庫収録は表題作の他に蜘蛛の糸、煙草と悪魔、忠義、地獄変、片恋の全6編。初読みは煙草と忠義、片恋でしたが個人的には煙草が好きです。羅生門、何度読んでも面白いですね。特に最後「外には、ただ、黒洞々たる夜があるばかりである」。これを朗読で聞くと更に余韻が凄かったです。また、下人や老婆のセリフを声優さんならではの声色の変化で読み上げてくれるのでそこも楽しめました。
2018/12/25
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