世界のポップス1991
世界のポップス1991 / 感想・レビュー
岡本匠
雑誌「宝島」で連載されていた、いとうせいこうによる「世界の新譜」をまとめた本。タイ、フィリピン、中国、ソ連(まだソビエト社会主義共和国連邦)が存在していた)、ユーゴスラビア(!)、ザイール等々の流行歌を海外短波等で入手して翻訳したもの。時事ネタが即歌詞に反映されており非常に政治的な内容の歌が多い。当時の(今もか)いとうせいこうのありとあらゆる物に興味を持ち、本にしてしまうというパワーを感じる本。
2019/12/07
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